ストロボ1台をカメラ3台で同時にシェア(共有)できる15000円の機材構成
- 2019.07.24
- 2019.08.13
- 撮影機材・サービス等
- ストロボ
モデル撮影を行うときには、レンズ交換を極力減らすために、複数のカメラボディを準備することでスムーズな撮影を心がけています。
ストロボ用のラジオスレーブについても同様に、複数台を使用することで交換を行わないスムーズな撮影を心がけています。今回はその機材構成についてご紹介します。
これは私の活用方法なので、もっとスムーズな方法などがあれば、コメント欄を使って教えてください。
準備する撮影機材
【参考】モデル撮影時に使用するカメラ・レンズ・ライティングの撮影機材について
カメラ・レンズ
いろいろな画角でモデル撮影ができるように、カメラとレンズは次の組み合わせで準備することが多いです。
3台のカメラのISOは同じ値にセットしておきます。
- キヤノンEOS 1ds markⅢ + CANON EF135mm F2L USM
- ソニーα9+ シグマ 85mm F1.4 DG HSM
- ソニーCyber-shot DSC-RX1R(35mm)
ストロボ
機材の転倒による怪我や通行者への妨げを考慮して、なるべくライトスタンド1本にストロボを1灯のせるようにしています。
撮影スペースに余裕があり、風がなければアンブレラまたはソフトボックスを使用しますが、状況によってはストロボディフューザーで対応することもあります。
- YONGNUO YN560III フラッシュ・ストロボ
ラジオスレーブ
3台のカメラに次の3つのラジオスレーブを1台ずつ取り付けます。
キヤノン・ソニーの区別はありませんが、YONGNUO YN560TX IIのみストロボ光量調整、照射角度の調整が可能です。(TTL機能、ハイスピードシンクロフラッシュ非対応です)
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YONGNUO YN560TX II ワイヤレスフラッシュコントローラ
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YONGNUO RF603CII-C3 x 2台
実際の撮影方法
85mmで撮影スタート
「YONGNUO YN560TX II ワイヤレスフラッシュコントローラ」を付けたカメラで撮影を始めます。私の場合、最初は85mmから撮影することが多いので、α9に「YONGNUO YN560TX II ワイヤレスフラッシュコントローラ」を付けています。
コントローラでストロボの光量、照射角度調整を行ってから、撮影開始です。
次に35mmで撮影
85mmと同じ絞り・シャッタースピードにすれば、そのままの状態でソニーCyber-shot DSC-RX1R(35mmの画角)+YONGNUO RF603CII-C3で撮影ができます。
最後に135mmで撮影
最後は135mmで撮影をするのですが、ソニーのISO感度は1段ほどキヤノンより反応がいいように思います。そのため、「YONGNUO YN560TX II ワイヤレスフラッシュコントローラ」でストロボの光量調整を1段あげてから、キヤノンEOS 1ds markⅢ + CANON EF135mm F2L USMで撮影を行います。
まとめ
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「YONGNUO YN560III フラッシュ・ストロボ」は、「YONGNUO YN560TX II ワイヤレスフラッシュコントローラ」および「YONGNUO RF603CII-C3」各単体で無線発光させることが可能
- ストロボの光量、照射角度調整は、「YONGNUO YN560TX II ワイヤレスフラッシュコントローラ」のみ設定可能
- 「YONGNUO YN560III フラッシュ・ストロボ」は、TTL機能、ハイスピードシンクロフラッシュは非対応
- キヤノン・ソニー関係なく各ラジオスレーブを利用することが可能
- ご紹介した1灯のストロボと3つのラジオスレーブ全部で約15,000円で購入可能
YONGNUO YN560III フラッシュ・ストロボ:6,500円
YONGNUO YN560TX II ワイヤレスフラッシュコントローラ:4,699円
YONGNUO RF603CII-C3 x 2台:3,516円
※2019.7.24現在の価格
以上、「ストロボ1台をカメラ3台で同時にシェア(共有)できる15000円の機材構成」でした
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