角型フィルターのおすすめポートレート・人気ランキング

角型フィルターのおすすめポートレート・人気ランキング

ポートレート撮影にも角型フィルターを使っている人を見かけることが最近増えたので、角型フィルターの販売・製造メーカーがいろいろとあるみたいですが、今回KANIの角型フィルターを購入しました。

KANIの角型フィルターを選んだ理由は、Twitterでフォローいただいているため、何かの縁かと思い購入を決意したものです。

今後、他のメーカーの角型フィルターを利用することがあれば、この記事を更新させていただきます。

角型フィルターを使うポートレート撮影のメリット

角型フィルターを使うことで、空と地面の明暗差の大きい夕焼け時等に、空にだけハーフNDフィルター(ハーフGNDフィルター)をかけることで空を減光し、地面を明るく撮影できることがメリットです。

ハーフNDフィルター(ハーフGNDフィルター)を未使用の写真

ハーフNDフィルター(ハーフGNDフィルター)を未使用の写真

ハーフNDフィルター(ハーフGNDフィルター)を使用すると撮影できる写真

ハーフNDフィルター(ハーフGNDフィルター)を使用すると撮影できる写真

丸形フィルターにもハーフNDフィルター(ハーフGNDフィルター)はあるみたいですが、フィルターをかけたい場所(空の場所)を自由に選択することに制限が発生するため、自由度の高い角型フィルターが必要になります。

角型フィルターの商品紹介

今回購入した角型フィルターは、「KANI フィルター チャレンジセット 100mm」です。このセットは、次の3点が同梱されています。この3点があれば角型フィルターを使ってポートレート撮影が可能なセット商品です。

同梱の3点を別々に購入することも可能みたいですが、セットで購入すると少し安くなっているみたいです。

KANI フィルター チャレンジセット 100mm

フィルターホルダー

フィルターホルダー「HT3 100mm Filter holder」は、フィルター径82mmのレンズに直接取り付け可能です。フィルター径82mm以下のレンズは、同梱されている3種類のアダプターをレンズとホルダーの間に取り付けることで、フィルター径67mm、72mm、77mmの各々のレンズに取り付けができます。

フィルターホルダー

ハーフGNDフィルター(ハーフNDフィルター)

ハーフGNDフィルター(ハーフNDフィルター)ソフトタイプ「Premium Soft GND 0.9 100x150mm」(最大でND8の減光効果をもつグラデーションNDフィルター)は、朝日が登る前の朝焼け、夕焼け時に使用することを想定しています。NDフィルターと2枚同時に使用して撮影することもできるフィルターです。

なお、ハーフGNDフィルターは、ハードタイプ(グラデーション部分がソフトタイプに比べて短い)もあるみたいです。

ハーフGNDフィルター(ハーフNDフィルター)

CPL(縁偏光)フィルター

KANI 100mmフィルターホルダー(HT3/HT2共通)に使用できるCPL(円偏光)フィルター「Premium CPL filter 100-82 for filter holder」です。

フィルター径82mmのレンズには直接装着し、その他のレンズにはステップアップリングを使用して装着可能です。

PL(偏光)フィルター

角型フィルターの装着できるレンズ

望遠から広角までの数本のレンズを所有しています。レンズのフィルター径ごとに角型フィルター「KANI フィルター チャレンジセット 100mm」の装着可否をまとめてみました。

レンズのフィルター径 角型フィルター装着の可否 備考
49mm 不可 他社製のステップアップリング(49mm→82mm)を購入することで装着可能
58mm 不可 他社製のステップアップリング(58mm→82mm)を購入することで装着可能
62mm 不可 他社製のステップアップリング(62mm→82mm)を購入することで装着可能
67mm 同梱のステップアップリング(67mm→82mm)を使って装着可能
72mm 同梱のステップアップリング(72mm→82mm)を使って装着可能
77mm 同梱のステップアップリング(77mm→82mm)を使って装着可能
82mm 直接装着可能
86mm 不可 「KANI 角型フィルターホルダー 100mm-86mm アダプターリング 100mmホルダー用」を購入することで装着可能

「KANI フィルター チャレンジセット 100mm」だけでは、角型フィルターを装着できないレンズもありますが、ステップアップリング等を購入することですべてのレンズに角型フィルターの装着が可能であることが確認できました。

角型フィルターの装着方法

CPL(円偏光)フィルターの装着

CPL(円偏光)フィルターを使う場合

CPL(円偏光)フィルター「Premium CPL filter 100-82 for filter holder」を同梱のステップアップリング等を利用して、レンズに取り付けてください。

CPL(円偏光)フィルターを使う場合

CPL(円偏光)フィルターを使わない場合

CPL(円偏光)フィルター「Premium CPL filter 100-82 for filter holder」を使用しない場合は、「HT3 100mm Filter holder」にフィルターホルダーを同梱のステップアップリング等を利用して、レンズに取り付けてください。

CPL(円偏光)フィルターを使わない場合

フィルターホルダーの装着

フィルターホルダー「HT3 100mm Filter holder」を取り付けます。

フィルターホルダーの装着

レンズがついているとわかりにくいので、レンズをはずした写真をご紹介しておきます。

CPL(円偏光)フィルターを使う場合のフィルターホルダーの装着

CPL(円偏光)フィルターを使う場合のフィルターホルダーの装着

CPL(円偏光)フィルターを使わない場合のフィルターホルダーの装着

CPL(円偏光)フィルターを使わない場合のフィルターホルダーの装着

ハーフGNDフィルターの装着

ハーフGNDフィルター(ハーフNDフィルター)ソフトタイプ「Premium Soft GND 0.9 100x150mm」(最大でND8の減光効果をもつグラデーションNDフィルター)を差し込みます。

差し込み場所は3箇所あるのですが、一番手前に指すようにしてください。隙間をあけると光の乱反射の原因になります。

ハーフGNDフィルターの装着

角型フィルターのおすすめポートレート・人気ランキング

ポートレート撮影をするためにおすすめの角型フィルターの人気ランキングをご紹介します。おすすめというよりかは、購入を検討している角型フィルターのご紹介です。

ハーフGND角型フィルター(ソフトタイプ)

ハーフGND角型フィルター(ソフトタイプ)は、今回購入した角型フィルターです。グラデーション部分が長いのが特徴です。濃さも何種類かあるのでもう少し研究してみたい角型フィルターです。

ハーフGND角型フィルター(ハードタイプ)

ハーフGND角型フィルター(ハードタイプ)は、グラデーション部分が短いのが特徴です。地平線近くに太陽があるときに利用するのが効果的な角型フィルターです。

ソフトフォーカス角型フィルター

ソフトフォーカス角型フィルターは、星景写真で星だけをしっかり強調し、地上側の灯台、モデルにはフィルター効果をなくした使いかたができるポートレート向けの角型フィルターです。

光害カット角型フィルター(LPRF)

光害カット角型フィルター(LPRF)は、光汚染(都会照明の光源、ナトリウムランプ、水銀灯の光色などの影響等)による色の被りをカットしてくれる角型フィルターです。

 

以上、「角型フィルターのおすすめポートレート・人気ランキング」でした。